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退職者を送り出すこと

昨日は、退職される方を送り出すということで、社としての送別会があった。

私自身はまだ社歴も浅く、入社前の個人時代の顧客としてのお付き合いも長くはないため、彼のことをそれほど「よく」知っているわけではないのだが、彼のブログは昔からよく参考にさせてもらっていたので、一方的な信頼感というか親近感というものを感じていた。入社を決めた理由の一つであったことは間違いなく、少しさみしい気分で送別会に参加した。

送別会は、横浜みなとみらいのロイヤルパークホテルの68F中国料理「皇苑」で、業務時間中のお昼から行われ、食事後に皆で展望台にも上った。会の中身は少しのビールが入って和やかな、楽しい雰囲気で、私も参加前のさみしい気持ちはどこへやらといった感じであったが、今日のエントリーテーマはそこではなく、この送別会の持つ意味について考えたい。

スタートアップにとって、人がすべてというのは言い過ぎでは無いと思う。そして、その立ち上がりの時期を共に作ってきた仲間が一人卒業していく。それを、その人のメモリアルになるように会社として公式に業務時間を使って送り出すための会を催す。

これは社長からの最大限の敬意と謝意の表れなのだろうと解釈している。もちろん、スタートアップだからこそできることであって、会社の規模が大きくなれば、人の出入りは必然的に増え、そこまでの細かなケアが出来なくなるのは当然。

とはいえ、私がこれまで見てきたスタートアップの野心的な経営者たちに、そのような素振りはなかった。会を催すことが重要だといっている訳ではない。従業員に敬意を表することができるか、ということだ。本来これはベンチャーに限ったことではない。ベンチャーでは個人への依存度が高く、代替性が低いことから、資源としての「ヒト」の重要性が高いということではあるが、社会というのは人が組み合わさって出来ているのだから。

「ベンチャーは人がすべて。」

経営に行き詰まったり、なんども同じ失敗をしてしまう経営者の方々は今一度原点に戻ってみてはいかがだろうか?朝、皆の顔を見て自分から敬意を込めて挨拶をするだけでもいい。気付くことがあるはずだ。

去りゆく仲間への餞として、また、今回このような機会を作ってくれた社長への感謝として、そして、業界の仲間として、過去にすれ違ってきた数々の経営者たちへのエールに、このエントリーを記録しておく。

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