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iPadに見た電子書籍の未来

最近、iPadのケースを外して使い始めたところ、ちょっと冷たいものの、しっくりくるようになってきて、触っている時間が長くなった。

で、そんな状況なので、App Storeの利用回数も増える。

トップページに出ていた「深海のとってもかわった生きもの」が気になったので衝動買いしてみた。でも、このアプリが未来なのかというと、そうではなく。

このアプリの内容を眺めているときに、幻冬舎のその他のアプリをチェックしたのだけれど、そこに吉田修一の「パレード」があった。

もうだいぶ前になるけれど、映画の予告編を見て気になっていて、原作を買おうかと考えていたことを思い出し、ついでにこのアプリも購入。

書評をする気はないけれど簡単にまとめるなら、文体はさほど好みではないが、最後までするすると読み終えたので、それなりに読みやすい内容だったというところか。

では、このアプリが何か革新的で未来だったのかというと、別にそんなことはない。単なるドットブックで、むしろもっと頑張れといいたいところ。

さて、本題。

そもそもこの作品を読んでみようと思ったきっかけが映画の予告編。読みながらも映画の出演者を思い浮かべていた。読み終えてから、キャストの詳細が知りたいと思い、そのままiPadで検索をして、キャストを確認する。

なかなか魅力的な俳優陣だなあということで、やっぱり映画も観てみたい気分。読み終わったばかりで、モチベーションは高い。ということで、iTunes Storeに作品があったら観てしまおうと検索をしてみた。

結果としては、iTunes Storeにはこの作品はなかった。なので、未来を見たというよりは、未来のかけらを見たくらいなのだけれど、この一連の流れが、まさにコンテンツホルダーとしては理想の消費者の行動じゃないかと。

  1. 気付き
  2. 購入
  3. 消費
  4. 周辺情報へのアクセス
  5. 理解の向上
  6. 関連商品の検討
  7. 1に戻る

ユーザーの視点でいえば、この一連のフローがリビングにいながら一つの端末で決済の手間を掛けることなく完結できる。これってちょっとすごいな、と夜中にひとり、その可能性を強く感じた。頭では理解していたものの自身の経験としてこのフローを通過できたのはとても大きい。

そして惜しむらくは、iTunes Storeに映画がなかったこと。ここには、利権の問題はあろうとは思うが、ユーザーエクスペリエンスを向上させることで利用者、利益を確保・拡大させていくことを第一に、コンテンツホルダーに頑張ってほしいと思う。

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